[時事]うちが3万9000円もらえる話

小泉Jr.のしゃべり方は、ジュンイチロー氏そっくりですね。
テレビを見てびっくらしました。
古代ローマのスピキオやカトーのように、今後は大小泉、小小泉と名乗るべきだと思います。


さて、6月に支給がスタートする子育て手当についてです。
子ども1人に付き、本年度は1万3000円、来年度からは満額とされる2万6000円が支給されるわけですが、来年度の増額分を別の、例えば保育施設の拡充などに振り分けるべきだという話が、ほかでもない国民サイドから出ています。


個人的には大反対。
子育て手当は子育て手当で2万6000円支給すべきです。
少ないくらいだ、とも思います。


子育て手当とは、「少子高齢社会は国にとってよくない」という共通認識から始まった物だと考えています。
つまり、出生率を上げることが国の将来にとって必要だから、国民全員が負担をして、子どもを育てましょうという考え方です。


極論すれば、「年金をある程度の金額支給担保するために、先だって金を使います」ということですから、子育て世代以外に負担が求められるのも、当然とは言いませんが、仕方のないことです。


これが、「親が子どものこと以外に金を使える」というのは、「子どもを産もうという意欲を持つきっかけづくりをしよう」という手当の理念に反します。
何に使おうが、子どもの数を増やすことが先決でしょう?


まして「保育サービスのために財源を残すべき」というのは、一見正当性があるようで、まったく別の話をいっしょくたにしているんです。
保育サービス充実は当然必要。
ただそれは「子どもを産む」話ではなく、「子どもを育てる」話。
その財源は他に求めるべきです。
くだらない道路を造る金があるなら、保育所を作りなさい、と言いたい。



ここまで書いて言っておきますが、別にうちにチビが3人いるから擁護するわけではないと弁解しておきましょう(笑)
うちは多分、子どもの習い事が増え、靴や洋服がノーブランドからメーカー品になるのに化けると思います。