［映画］ワトソン、出番です
久しぶりに映画の書き込みを。
予告なんかで楽しみにしていた「シャーロック・ホームズ」です。
あらすじを簡単に
１９世紀末、ロンドン。
若い女性たちが宗教儀式的な手口で次々と殺されていく事件が発生した。
ホームズは犯人をブラックウッド卿と突き止め、逮捕にこぎ着ける。
だが、事件はこれで終わりではなかった。
絞殺刑に処せられた卿が埋葬されたはずの墓が壊され、柩から別人の遺体が見つかる。
よみがえった卿は裏側から英国を操る秘密組織を掌握し、全世界に覇権を唱えようと画策し始めた。
数々のご乱行に腹を立て、コンビ解消を図ろうとしたパートナー・ワトソンを伴い、ホームズはブラックウッド卿の野望を打ち砕くため、動き始める。
「ＮＥＸＴ」を思わせる最初のシーンから、ホームズのイメージを一新させようという意欲はうかがえましたが、残念ながらそこまで、だったようです。
ホラー的な「謎」はすべて理論で解明できましたが、クライマックス後にバタバタと仕舞いを付けたという印象です。
「軽い」と表現しましょう。
ブラックウッド卿の人物像にせよ、秘密結社にせよ、描き足りないのがそのまま物足りなさにつながっています。
ぼくはこの手の作品を常に「ユージュアル・サスペクツ」と比較してしまうのですが、あの衝撃と比べると、どうしてもねぇ…
ロバート・ダウニーＪｒ．、ジュード・ロウは好みでしたが、ヒロインのレイチェル・マクアダムスが好きな顔でなく、これも残念。
いっそワトソンの婚約者役のケリー・ライリーにしてくれていれば。
ところでシャーロキアンはこの映画を納得したでしょうか？
金額で評価すると（標準 ￥１５００）
￥１０００
でしょうか。
４桁を下回らなかったのは、「雰囲気」でしょうか。
ちなみになぜでしょうか、最後までジュード・ロウをユアン・マクレガーと勘違いしていました。
