[その他]誰もが「知る」サッカー日本代表の実力

サッカーは大空翼の昔から好きなスポーツですが、キリンチャレンジカップが昨日始まったことを、テレビを付けるまで全く知りませんでした。
ファンタジーサッカーなるゲームをやっているおかげでJリーグへの興味は格段に高まっていますが、ドーハの悲劇以降、日本代表に対する関心はほぼゼロです。



で、サッカーライターさんのコラム。
最初の段落の小見出しは「九石ドームの空席が意味するもの 」です。
地方開催の代表戦にもかかわらず、スタジアムの空席の多さを嘆いています。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/2009/text/201002030003-spnavi_1.html


2002年のW杯日韓同時開催時の熱狂は異常でした。
視聴率もチケット代も、ぼくには日本代表というコンテンツの値段をはるかに上回っているとしか思えませんでした。


認知度の青天井の高まりを「功」とするなら、もちろん反対側に「罪」があります。
みんな、サッカーを知ってしまったのです。
いや、本当のサッカーを知ってはいないのでしょう。
ぼくと同じように
「代表より日々ともに練習できるクラブチームの方が強いというのは、世界の常識」
とか知ったかぶっているヤカラが増えたということです。



彼らは、というかぼくは、クラブワールドカップバルセロナ戦は感嘆とともに観戦しますが、一方で日本代表をバカにします。
なぜなら日本代表のランキングがそんなに高くないことを知ってしまったからです。
2009年12月16日現在の日本のFIFAランキングは43位ですが、スコットランド(46位)や韓国(52位)よりレベルは下だという感覚をもっています。
「いっそW杯アジア予選で1度負けてみた方がいいんじゃないの、フランスみたいに本腰入れて強化対策をするようになるから」
とまで思っています。



代表メンバーの顔ぶれを見ると、ここ数年、そんなに大きな変動はないようですから、今回のベネズエラ戦、選手起用で代表人気が左右されたということはなさそうです。
耳年増になったぼくらが再び代表に関心を持つための条件は


ゴン中山、ヒデ中田クラスのカリスマの出現


でなければ、


実績を残して43位以上の実力を示す


しかありません。
念のために書いておきますが、


ぼくはサッカー日本代表の勝利を心から願っています。




蛇足ですが、つくづくオシムの途中降板は残念でした。