[時事]愛だろ、愛

12月8日の「NEWS ZERO」を見ていて思ったんですが、石川遼は何がすごいって、コメントの安定感が抜群ですね。
もちろん、ところどころにもう少し言及してほしいと、物足りなさを感じることもありますが、発言がとても前向きで、聞く人を安心させてくれます。
彼、これで17歳ですもんね。
プレーもマスクもさることながら、多くの人に愛されるのはゴルフに向ける姿勢のよさが感じられるからでしょう。
すなわち「ゴルフ愛」があるんでしょうね。



さて、コメントといえば失言のデパート、麻生総理の支持率が20%台を割り込みそうな勢いとなり、よもやの首相交代論も浮上しているようです。
http://www.asahi.com/politics/update/1207/TKY200812070149.html
騒ぐ自民党員は、なぜ支持率が下がっているかを十分に把握しているのでしょうか?
これ、別に麻生総理の失言や、麻生総理のみの資質で片付けることはできないでしょう。



すべて、自民党が悪いんですよ。



何もできない総理の力不足は言うまでもありませんが、何かをしようとしても必ず有力な反対勢力が出現する自民党を見て、政党というより選挙協力結社のようだと感じるのは、ぼくだけではないはずです。
やらなければならないことが明確である場合は、失敗理由は手段が悪いかやっている人が悪いかのどちらか。
現在は手段も悪いかもしれませんが、まだ着手もできていないところをみると、その前の段階の人が悪すぎるということでしょう。



間隙を縫うように、渡辺喜美議員の新党立ち上げ話まで浮上しています。
http://www.asahi.com/politics/update/1209/TKY200812080385.html


もちろん新進党の前例がありますから、そう簡単に船から逃げ出すことはないでしょうが、ここにいたっては自民党の党利党略を考えても、一度政権を手放すべきでしょう。
選挙を経ずの4人目の総理総裁誕生は、さすがにばかな日本国民でも許すはずがないでしょう。
民主党もすねに傷の多い政党で、政権担当能力は疑問満点です。
一度政権を譲れば、叩く要素なんていくらでもあるでしょう。


土台、麻生総理が打ち出した経済政策なんて、「レポートの締め切り明日だからとりあえず何か出しました」レベルでしょう。
将来に借金を押しつけ、行政の無駄を検証しようとしない政治はさすがにいりません。
ぼくは現状をうちの3人の子どもにどうやって説明するんですか?


一度白紙にしましょう。
そうすれば、新進党にやられた自民党がそうだったように、ちっとはマシな政党になるでしょう。
党改革が進み、新たな自民党が誕生しないことには、日本の将来もありません。


さすがにそろそろ、「国民愛」を感じる政治をやってほしいものです。