[時事]いわゆるKY
それにしてもリア・ディゾンの空気読めないぶりには笑いました。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/10/15/01.html
彼女は自分にどんな役割を求められているか分かっていないんでしょう。
結婚はかまわないと思うし、妊娠もめでたい話です。
だが、もし自分の商品価値をしっかりみつめるなら、
仕事については「しばらく休みますが、できるだけ早く復帰します!」と約束。(スポニチ)
ではなく、「引退」をすべきだろうと思います。
もちろん、ぼくはタレントや作家なんか人気商売の人々にはいつも、
その後の売り上げで責任をとらなければならないんだから、周囲がとやかく言う必要はない
と言っていますし、それは彼女の場合も同じです。
ただ古い言葉でいうところの「KY」なんだなあ、という感想を再確認しただけです。
KYといえば、ここから本題ですが、政府の金融政策も相当のKYです。
朝日新聞によると、G7では「公的資金を使った金融機関への資本注入策を打ち出した」ということ。
http://www.asahi.com/business/update/1011/TKY200810110179.html
さらに日本でも政府が02〜06年に大手銀行から買い取った株式の市場売却を一時凍結
(http://www.asahi.com/business/update/1014/TKY200810140029.html)
するそうです。
個人的な感想を言わせてもらえば、
金融安定化につなげるため、公的資金の投入はやむを得ない
と思う反面、
なんで銀行に公的資金を投入せないかんのや
と、憤りを感じています。
その燃料は、結局、
年収500万円程度の家庭からとった税金で、なんで年収1500万円の銀行員の勤める会社を救うのか
http://kyuuryou.ewarrant.net/?cid=32508
の一事です。
ひがみ根性丸出しですが、おかしいでしょう、これ。
かつて地方紙に勤める友人が、
下野新聞が分社化され、いわゆる印刷部員が別会社所属になるという問題があった際、新聞労連がカンパを呼びかけた。
だがよくよく話を聞いてみると、分社化して賃金がカットされたとしても、うちの給料より、はるかに高い賃金だった。
もちろんカンパは断った。
と教えてくれました。
同じことでしょう?
銀行をつぶせなんて言っていません。
ただ公的資金投入の前に、少なくとも投入先には賃金をベース部分でカットすべきでしょう。
そして責任を明確にすること。
英国では銀行を国有化する際に経営トップの首切りを行うようです(http://www.asahi.com/business/update/1013/TKY200810130157.html)が、生ぬるいでしょう。
そもそもこの金融危機、どこで間違ってこんなことになってしまったんでしょう?
ブッシュのせいなのか?
日本のバブルは、世界にとって何の警鐘にもならなかったのでしょうか?