[映画]デトロイト・メタル・シティ

元ネタはもちろんマンガです。


あらすじを簡単に
渋谷系おしゃれミュージシャンを夢見て、九州の片田舎町から上京した根岸崇一。
入った音楽事務所が悪く、なぜかデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のボーカルとしてデビュー。
奇抜なメークと奇想天外な歌、パフォーンマンスがコアな支持を集め、崇一の意思と裏腹に、メタル界のカリスマとしてのし上がってしまうのだった。



ショートショートギャグマンガをネタと設定だけ生かして、2時間の映画を作ろうとすると、どうしてもネタとネタをつなぐストーリーが必要になります。
往々にしてそのストーリーは「荒唐無稽」な元ネタに対して「恋愛」か「感動」かのいずれか。
ブリッジがネタにそぐわなかった場合、映画は失敗に終わります。


この映画は、失敗とまでは言いませんが、残念ながら成功しているとも言えません。
だって、こんなブリッジ、どこにでもあるんですもの。
崇一がほのかに思いを寄せる相川さんとのくだりは原作にもありますし、上出来でしたが、九州の田舎のくだりが蛇足。
ギャグマンガで「夢」とか「応援してくれるみんなのために」とか言い出したらハイおしまい。



見どころは2点。
映画界の至宝、松山ケンイチの「公然猥褻カット」と松雪泰子のパンチラ、以上。
以下なし。



金額で評価すると  (標準 ¥1500)



¥1100



です。



おおむねの原作物に対してぼくは同じような考えを持っているのですが、マンガを先に読んではいけません!!





公式サイト
http://www.go-to-dmc.jp/movie/index.html


ヤングアニマルの元ネタ
http://www.younganimal.com/dmc/