[映画]ダークナイト
バットマンといえば、石橋貴明の小森のおばちゃま。
分かる人だけうなづいてください。
あらすじを簡単に
ゴッサム・シティにはびこる悪を根絶やしにするため、バットマンと地方検事デント、警部補ゴードンは目に見えない固い結びつきを持ちながらそれぞれ立ち上がった。
正義が立ち向かうべき最凶の敵は、悪の黒幕・ジョーカー。
圧倒的暴力を持つジョーカーは、裏社会のボス達を使い、バットマンことブルース・ウェインのかつての恋人で今はデントと付き合う検事補のレイチェルに罠を仕掛ける。
この映画、最高にオモロイ!!!!!
いろんな意味で、圧倒されました。
ありえないほど悪がはびこる街・ゴッサム・シティの外観から世界観が完成されており、バットマンらしく装備もコスチュームも華やかで見栄えます。
対するジョーカーの暴力が最悪で、オープニングの銀行強盗からつかみはOK、アクションシーンは完璧。
トラックの横転ならぬ縦転は、ただの発想の転換なのでしょうが、正直驚きました。
で、ただのアクション映画に留まらないストーリー展開も秀逸。
序盤はどこまで複雑に伏線を絡めるのかこめかみが痛くなりそうでしたが、伏線を作っていた当事者のはずのジョーカーが「おれにそんなことを考える頭があると思うか」と語る中盤から一転、伏線がきれいに一本の線になり、ストーリーがスッと頭にはいるようになる仕掛け。
こったしかけをほどこしたつもりのどこぞの幻影師より、よっぽどやられた感がありました。
俳優陣にも不満はないのですが、わけてもジョーカー演じるヒース・レジャーはすごかった。
一度も素顔を見せないのに、白粉のはげ具合や顔のしわで複雑に表情を作っています。
こんな俳優が早世するとは、世の中はままならんもんです。
金額で評価すると (標準 ¥1500)
¥3800
でした。
これは見ないと損をする。