[映画]僕の彼女はサイボーグ

きょう初めて知った言葉ですが、この映画もいわゆるエヴァ後の「セカイ系」ですね。
監督クァク・ジェヨンが、ジャパニーズカルチャーへ激しくひたっていることがよくうかがえます。



あらすじを簡単に
独り寂しくハタチの誕生日を迎えたジロー。
自分へのプレゼントを買いに訪れたデパートで彼女に出会う。
ぼろぼろのボディースーツを売り物のワンピースに着替え、金も払わずにその場を立ち去る。
成り行きで彼女とともに過ごすことになったジロー。
その日は彼にとって、これまでの人生で最も楽しい数時間だったが、一日の終わりに謎の言葉を残して彼女は姿を消した。


1年後の誕生日、再び彼女はジローの前に姿を現す。
どこか雰囲気に違和感を感じるジローに衝撃の事実が告げられる。
彼女は「サイボーグ」だったのだ。



綾瀬はるかの映画。
これ以上でも以下でもありませんでした。
どこか無機質な顔つきに、ゴージャスなプロポーション
どちらが欠けてもこの作品は成り立ちませんでした。
ターミネーターで登場するシーン、ボディースーツの肩のところがほつれているのなんて、綾波レイの影響でしょう?



セカイ系らしく、物語は設定からしてとても陳腐で、あれほど人々の救助に力を発揮した彼女が、大地震のさなかは彼との時間のみを優先するのも、仕方ないっちゃ仕方ないのですが、どうにも矛盾を感じます。
未来から来たんだったら、地震への備えをしていても不思議じゃないでしょう。



ラストで物語のほつれを繕おうとしたのも蛇足だと感じました。
猟奇的な彼女」的、「分かっちゃいたけど、やられたね」というラストにできないのであれば、いっそやりっぱなしでいいんじゃないでしょうか。



ので、綾瀬はるかを好きになれるかどうかで作品の評価が決まります。





ぼくは大好きです。


そして小出恵介の魅力を教えてください。



金額で評価すれば(標準 ¥1500)




¥1500



です。



途中出てきたジローの故郷って、昭和30年代?
時代設定もセカイ系




公式サイト
http://cyborg.gyao.jp/