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ニコラス・ケイジが初めてかっこよく見えました、不覚…。



あらすじを簡単に
ラスベガスのしがないマジシャン・クリスは、2分先の未来を見ることができる。
自分の未来限定の能力だったが、唯一の例外で、ある「ダイナー」に8時9分に現れる女性の姿が見えた。
一方、核兵器を保持するテロリストがロサンゼルスに入った。
情報をキャッチしたFBIは、800万人の命を守るため、クリスの特殊能力を利用しようと考える。
ついにダイナーに現れた運命の女性・リズと、能力を有効に活用して知り合うことができたクリスは、面倒なことにかかわらないため逃走を決め込んだが、テロリストは万が一にも計画を失敗させないようにと、クリスの命を狙っていた。



壮大な夢オチ。
ここまで行くと反則を超えて驚きに変わります。
周囲をさっと見回すと、みんな「えっ」っという顔をしていました(笑)
といってそれは「なんだよそれ」という後味の悪いものではなく、「いやいや、だまされちゃったよ」というやられた感でした。
うん、面白いと思いました。



リズと出会う場面を見て、うらやましいと思わない男性は一人もいないでしょう。
口説き文句を間違えたらやりなおし、ってそんなのありでしょうか?


その巻き戻しがあるため、今見ている映像が本物なのか、クリスの未来予測なのかが分からないようにする、というやり方はすごい。
見ている方としては「だまされないぞ」と身構えているのですが、それを大オチでひっくり返され「そういえば」と振り返るような構成。
だからこそ、反則なまでにだまされても「仕方がないか」と思えるのでしょう。



体から「分身」を放ち、「2分の未来」を視覚化する手法は、前半との対比という意味でも、とてもうまいなと感じました。
ただ冒頭にきっちり2分間の映像を流してからリプレイする場面を見せておきながら、テレビで爆破現場を探すところなど、物語は結局何十分も先の展開を見通せる能力がカギに。
「2分」という初期設定が意味をなしていません。
リズの未来は例外的に見えるという例外条項の活用でしょうし、物語内で説明もされているのですが、飛び道具のようでちょっと不満でした。



金額で評価すると   (標準  ¥1500)



¥2000


です。



ただこれ、二枚目俳優じゃなく、ニコラス・ケイジじゃないといけない理由があるんでしょうか?






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http://next-movie.gyao.jp/