[映画]ヘアスプレー
「ドリームガールズ」のおかげで大分ミュージカルを見直してたんですが…
あらすじを簡単に
ボルチモアに住むトレーシーはダンスとおしゃれが大好きな女子高生。
でもサイズは人よりビッグ。
ある日、日課のように見ているTV番組「コニー・コリンズ・ショー」でオーディションが行われることを知る。
一度は追い払われるのだが、ダンスパーティーでコリンズの目に留まり見事メンバーの座を勝ち取る。
それを良く思わないのが番組を仕切るベルマとメンバーの中心でもある娘アンバー。
あの手この手で嫌がらせを仕掛けてくるのだが…
一言で言ってしまえば、
一つ一つの歌が長い!!!
終わるまで我慢できません。
おかげで2時間弱、ずっと歌を見せられているような気がしてしまいます。
しかもその間に人種問題から外見の問題など、テーマとしていろんな偏見を雑多に詰め込んでいます。
本来なら一つ一つにしっかりとしたストーリーを組み込まなければならないところが、歌に時間をとられてしまいそれが果たせていません。
ストーリー展開としても納得できないところが多々あります。
もちろん、ミュージカルだしその辺はご愛嬌、という見方もあるでしょうが、ぼくにはご都合主義にすぎるように見えて消化不良でした。
トレーシーの母親にジョン・トラボルタを起用したことろや、オーディションで選ばれたトレーシーがおデブでも明るく嫌味じゃないなど、キャスティングはばっちりだっただけに、使い方がどうなんだろう、間違ってるんじゃないかと思います。
特にトラボルタがミュージカル映画に出るのは約20年ぶりということですし、もっと激しい彼ならではのダンスを期待したのはぼくだけでしょうか?
出だし、いきなり歌って踊りながら登校するトレーシーの姿を見て嫌な予感はしたんです。
金額で評価すると(標準 ¥1500)
¥1000
ですか。
途中、シュープリームス的な黒人3人組が出てきて、ドリームガールズとダブってちょっと面白かったのですが…
またミュージカル映画が嫌いになりそうです。