[時事]雰囲気作りは今の政治のメーンテーマ

きっこのブログより「アベさん、またまた増税ですか?」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/04/post_8cb5.html


相変わらずの長い長いブログ、しかも怒濤のようなけなしとちゃかし。
きっこのブログを読んで、安倍晋三首相に夢や希望を持とうなんて思う人はいないんだろうが、もちろん彼女の意見を100%鵜呑みにすることもこれまたないんでしょうな。


これの記事が3割引きでも「安倍晋三を首相にした責任者出てこい」ってことですね。


国民投票法:成立 ムード先行、安倍路線
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070515ddm005010045000c.html


となったわけですが、ぼくが見る限りの記事で、改憲
「変更の必要があると思われる条文1項1項を見直す」
のか、あるいは
「一括で変更案を提示する」
のかがよく分かりませんでした。


個別協議ならいろいろ考えて答えも出せましょうが、一括ならアメとムチを一緒に提示されても困りますから断固拒否で。


それより今、協議すべき問題が山積する中で、憲法というか、ぶっちゃけ
「9条」
を変えようとしている意味こそよく分かりません。
どこかの新聞が実施したアンケートで、憲法改正賛成派の6割がその理由に
「成立後60年経過したから」
というのをあげていましたが、ならどこが問題なのか、詳細に上げてみせろってのです。


先日のみのもんた「サタズバッ」で自民平沢、民主河村、共産の3議員が憲法改正論議を戦わせていましたが、民主も9条改憲を唱えていたのは残念。
もちろんあちらの党はいろんな人がいらっしゃるから、河村さんの意見が党の意見かどうかは微妙ですが、みのもんた
「9条なくなったら徴兵制になりますよ」
とこれまたみの一流の飛躍したお話をしたら、平沢、河村そろって
「ありえない」
との見解。


「ありえない」という根拠を示せ!!!


河村さんは「戦後平和だったのは在日米軍の存在。9条のおかげではない」
とおっしゃるが、なら、自衛隊自衛軍に「昇格」したら、逆に在日米軍は撤退するのか。
その覚悟があっての9条改憲なのか。
金の使い場所を間違っていませんか?


その存在がいいか悪いかを別にして、自衛隊は多分違憲なんだろうと思っているぼくにとって、防衛費と思いやり予算を両方支払っている政府への怒りは怒髪天を衝いているわけです。


日本が平和なのは米軍のおかげでも、9条のおかげでもなくて、国際情勢がそうだったから、とぼくは思っています。
自衛隊があろうがなかろうが、米軍がいようがいまいが、北朝鮮が追い詰められたら日本にテポドンが飛んでくるわけです。
米軍が撤退しないだろうことを前提にすれば、9条を変えてアジア諸国を刺激する意味はゼロです。


憲法、変えなくていいですよ。
それより公務員の天下り禁止と、議員の定年制を優先して協議してください。


参照のブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/hige7490/diary/200601240000/