[その他]情報公開度の低さはともすれば犯罪です

痛いニュースから
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/971233.html


よくある都道府県警からの不審者情報提供なんだろうと思われる文章。
「うろうろしてたらいかんで」と小学生に声をかけているだけの男を「不審者」と認定する府警。
背景は2つ考えられて、
・いろいろコメントがついているようにただのアホ
・もっと確信に近い情報があって、でも犯罪と特定できないからこんな情報の流し方になっている
ということ。


今の警察を見ていて、前者の可能性が限りなく高いんですけど、後者であってほしい。
警察というところは基本的に情報開示が下手、というか、これまでその必要性がない機関でした。
だって「犯人だけが知りえる情報」は公判で有力な証拠となるからです。


でも、こんな世の中になってしまって、犯罪の未然防止の観点からも警察が情報を提供せざるを得なくなってしまいました。
これを上手に使えば確かに未然防止になるのでしょうが、明治以降1度たりともそんなことを組織としてしたことがない警察はむやみやたらと提供情報を制限してしまいます。


でも、この提供文章よんで心当たりがある人は警察を名誉毀損で訴えることだってできますよ、勝てるかどうかは別として。
そういう意味では警察もちょっとは頭を使ったほうがいいのではないでしょうか。


情報開示の仕方ひとつで、より大きなメリットを得られることくらいわかっているでしょうに。