[その他]サイバラのダンナ死去

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070321k0000m060129000c.html


時実新子より船越英二より、飯田龍太よりぼくにとってはショックな訃報。


今まで一度たりとも彼が書いた文章を読んだことはない。
ぼくの鴨志田像は西原理恵子のマンガというフィルターを通してのもので、だから、彼が死んだといっても一番に気になるのは西原理恵子の精神状態だったりする。


彼が作家サイバラにどんな影響を与えたのかまで読み取る力がないが、少なくとも彼がいたからサイバラは2人の子どもを持つことになり、「毎日かあさん」はじめ、子どもを作品に登場させることが出来るようになった。
もちろん「軟弱になった」と感じることもあるが、女性が女性ゆえに変化していく姿を見るのは、自分のニョウボとサイバラ作品くらいのものだから、とても感慨深かった。


一度離婚して、再婚せずに復縁したのもサイバラらしい。
前に講演会で復縁のことをしゃべっていたときの顔は、少なくとも「悪くはない」という照れを感じた。
ちょっと前、家族でフィリピンに旅行したというのも、死期を悟っていたからだろうか。
死にゆくつれあいを看取り、サイバラは何を思っていたのだろう。
また、サイバラは変化するのだろう。


というか、今週末の「毎日かあさん」は出るのだろうか?