[その他]木で鼻をくくる

うどんが大好きなぼくが、更新を楽しみにしているサイト「麺通団公式ウェブサイト」。
知っている人は知っている、知らない人はもちろん知らない讃岐うどんブームの火付け役で、映画「UDON」のネタ元にもなった「麺通団田尾和俊団長の日記が掲載されています。


田尾さんは香川県にある私学・四国学院大の教授という肩書きも持っているようで、アホネタの間にちょっとした社会派コメントも。


そこで2月19日の日記。
http://www.mentsu-dan.com/diary/bn2007_02.html





個別の事情に目を向けず、「地方自治」「地方分権」という言葉でひとくくりにしようとした、国サイドの無知がよく分かる日記内容。


こうなってくると、現在導入が検討されている「道州制」も、結局は昔ながらの「近隣地域」という一事で決められていて、経済的基盤も含めた「独立性」についてはなんら考慮されていないんじゃないかと推察します。


うちの県のある市長は言いました。
「どうせ国と折衝せないかんのやから、県なんかなくなってしまえばいいのに」
道州制を導入するのなら、逆に
「どうせなら、国なんかなくなってしまえばいいのに」。


日記を見ただけで判断するなら、香川県は単独で独立したいでしょうね。
高知県とか、交付税黒字の県と一緒に「四国州」とかにされたくないでしょう。
ご愁傷様です。