[時事]おれのW杯3 第2戦「クロアチア」


今度はちゃんと見ましたよ、最初から。
結果はご存じの通りスコアレスドローだったんで、なんとも言い難いのですが、負けなくてよかったね、ということですか。


結構早い時間から両チームともバテバテだったのがとても印象的でした。
日本が互角以上に渡り合えていたのは中盤だけで、DF陣はずたずた。
特に宮本とサントスの間の狙われっぷりは無様でした。
前線は前線で、柳沢はほとんどの時間消えていましたし、高原はセンターサークルまで戻ってプレイする姿が見られました。


てこ入れに投入したのは
福西に変えて稲本
柳沢に変えて玉田
高原に変えて大黒
…なんの目的があるのかさっぱり分かりませんでした。
攻撃の枚数を増やすことも減らすこともしない。


例えば福西を下げるのなら小笠原を中に入れてサントスを上げる。
サントスの位置には中田浩二を投入するってのはどうでしょうか?
サントスに守備を期待するのは酷という物です。
ならば攻撃陣に加わってもらいやすくするように、上げてあげればいいのに。
中田なら少なくともサントスよりはいいディフェンスをみせてくれたでしょう、多分。


この辺は素人考えですし、当然見ていた人それぞれが、疑問に思ったり、いやジーコのやり方でいいんだと思ったりしているんでしょうから、突き詰めることはしません。


最後に金子達仁さんのオフィシャルHPを見ていて深く頷いたことを、なるべく引用にならないように一つ。
川口が前線に大きくフィードしようとすると、ディフェンスにとめられ、仕方なくバックスからボールをつないでいった。
川口は点を取りたくて、勝ちたくて仕方なかったんだろうが、そうでないと思った選手もいた。


クロアチアは強豪ですが、日本以上にバテバテでした。
でもクロアチアの最終戦の相手はオーストラリアです。
日本の相手に比べれば比較的勝ちやすい相手で、グループリーグ突破も十分視野に入っているでしょう。


日本は対ブラジル。
歯を食いしばって走り、ここで勝ち点3を積み上げる必要があったんじゃないでしょうか。
体格やテクニックで劣る日本の、最後のよすがは「根性」だったのではないでしょうか?