[時事]日銀総裁の罪


日銀総裁42%が辞任を求める」という記事が入ってきましたが、なんだろうね、この数字。
はっきり言ってマスコミが悪意を持って妙な流れを作り上げているとしか思えません。
何が悪いんだかはっきり言える人、この42%の中に何%いるんでしょうか?
そもそも、「これからは個人投資の時代だ」とかあおって、ちょっと儲けだすとすぐに手のひらを返すマスコミと政府。
どっちなんだよ、どうしたいんだよ。


多分堀江さんと村上さんの事件で株投資に二の足踏むようになった人は多いと思いますよ。
これまでやっていた人はいざ知らず、これからやろうという興味本位の投資家(未満)は、その興味をなくすんじゃないですか?


だれが絵をかいているかは知りませんが、なんだか筋が通らないことが多すぎます。
別に悪いことをした人間を擁護するつもりはないんですけどね。
確かに「福井総裁は脇が甘かった」というのは正直な感想ですし。
でもね、すべてではないですが、煽動的な記事やニュースが目につくことがあります。
事件の価値判断はマスコミに委ねられています。
時事的衝撃のニュースは取り上げなければならんでしょう。


でもね「日本の持っている借金の残高」だとか、「借金の返済方法」とか、「歳出の半分近くが借金の返済に充てられている」とか、「そういや国債発行額を30兆円に抑えるとか言っていた小泉君は果たしてその目的を達成したんだっけな」とか、長期的スパンで見続けなければならない問題は多々あります。
公務員改革だって結局合併と郵政民営化で終わりですか?
そんなわけないですよね。
もっと大事なのはお役所に「コスト意識」と「税金は君の金じゃなくて預かったお金なんだよ意識」を身に付けさせることじゃないんでしょうか?


身内に甘く、権力者に甘く、名もない人々に強権的。
そんなマスコミならいりません。
市民の代弁者を自認するのなら、正しい感覚を身に付けてほしい。
もちろんそれは市民におもねることではありませんよ。