[時事]おれのW杯2

期待通りというかなんというか…
日本は1−3の逆転負けでしたね。
ぼくは「期待してみる」とか書き込んでいた割には、見始めが後半35分。
10分超の視聴時間で3ゴールも見ることができました。


暑さが大変な物だったのでしょうか、見始めたころにはディフェンスラインがずたずたになっていました。
この状況を見て、柳沢を下げ、小野を投入するって言うのはどうなんでしょう。
選手の一人は試合後、「2点目を狙いに行けと言うことだと判断した」と話していました。
もちろん得点は運不運に左右されますし、実際相手ゴールに迫ったシーンもありましたから、一概に判断できないでしょう。
ただ、あのディフェンスラインを見たら、サントス下げて中田浩二か誰か、守備的なメンバーをいれるべきだったのではないでしょうか?


それにしても交代に窮するほどDF選手が足りません。
松田直樹がいればまた違ったのかもしれません。


オーストラリアとの実力差はそれほどないのかもしれません。
ただヒディングの采配が称賛されていることからも、監督の差を痛感しました。
今大会には4人のオランダ人監督が指揮を振っており、うち3人が勝利(豪、韓国、オランダ)、1人は「小国」トリニダード・トバゴ監督で、スウェーデンと「歴史的」な引き分けを果たしました。
戦術的には世界でも最先端を行くと言われるオランダの面目躍如ですね。


ナンバーなどの専門誌では早い段階からジーコ日本に警鐘を鳴らし続けていましたが、スポーツ紙を中心に楽観論が大勢を占めていました。
理由はジーコを選んだのが川淵キャプテンだからでしょうか。
ジーコを監督として評価していたのは日本人とブラジル人だけだと言うことに気づくべきでした。


悪評高いトルシエでしたが、日本代表にはシステマティックな指揮が合っていると言うことを見抜いた人でもありました。
ただ、システムには限界があります。
ジーコのやろうとしたことはシステムからの脱皮でしたが、日本には早すぎたのでしょう。
そういう意味で、次か次の次くらいでジーコに監督をやってもらいたかった。
それに思い至らなかったのは協会のミスです。


しかし、1敗して手のひらを返したようにジーコの糾弾を始めるスポーツ紙ってどうなんでしょう?
あきれ返ってしまいました。
スポーツ紙には報道とともに批評という大きな役割があると思います。
昨日言っていたことと今日の紙面が違うのでは誰が信用するのでしょうか?
もっとよく考えて書きましょう。