[時事]横浜市の英断

昨日、全国紙のホームページを見てびっくりしました。
月曜日なのに「横浜市長選挙の開票が始まった」と書かれていました。
選挙はおしなべて即日投開票するものだとばかり思っていましたが、そうではなかったんですね。


選挙結果の告知はなるべく早くと言うことで、即日ないし翌日というのが法律の解釈のようです。
横浜市という政令指定都市だからでしょうが、翌日にするだけで手当類等3200万円もの経費節減になるというのです。
3200万円といえば、ぼくの何年分の年収でしょうか。


個人的には、選挙の投開票にかかわる事務作業というのは、都道府県市町村のすべての公務員の当然の業務であるからには、日曜日に出てきたからといって、手当を支払うことに納得がいきません。
もちろんやっかみ込みです。
しかし、投開票業務のため休日出勤したからと、1回で4万円ももらっている地方公務員話を聞くと、開いた口がふさがりません。


巨額の負債を抱える横浜市だからこその決断だったのかもしれません。
が、負債を背負うのは市民ですから、削れるところで削る努力をアピールすることは必要なことです。
この涙ぐましい努力に対して「即日投開票が望ましい」とのコメントを発表する総務大臣の胸中が分かりません。
即日新市長が判明することによるメリットを教えてください。


願わくば、ぼくの県や市でも、同じ「英断」をくだしてほしいものです。