[映画]「県庁の星」

久しぶりに試写会に行って来ました。
織田裕二3年ぶりの主演作となる話題作ですよね、「県庁の星」です。


あらすじを簡単に
県庁のエリート係長・野村(織田)は、ビッグプロジェクトの一環として民間企業との人事交流のメンバーに選ばれる。
派遣先は3流スーパー、しかも教育係は二宮(柴咲コウ)というパート店員。
県庁で培ったスキルは通用せず、私生活もどん底に。
立ち直るきっかけをくれた二宮とともにスーパーの、県庁の改革に乗り出す。


いわゆる水戸黄門とかの勧善懲悪ものと同じで、ストーリーにこった伏線などはありません。
だから面白くないというのではなく、肩を抜いて気楽に見られます。
織田の演じ方がうまくて、エリート公務員の鼻っ柱がおられていく様は痛快ですし、改革に乗り出す様にも引き込まれます。


何より、柴咲がすごくいい。
もともと好きな顔(表情)をした女優さん、ということを差し引いても、気丈な女性を演じさせたら日本でも大竹しのぶに並ぶ大家でしょう。
気丈に振る舞えば振る舞うほど、織田を追う視線がいとおしくなってきます。
柴咲の映画、といってもいいかもしれません。
文句なく一級の娯楽作品といえそうです。


価格を付けるなら(標準価格1500円として)


¥1500


です。
値を上げなかったのは、DVDで見ても、レンタル代が100円なら納得できるかも、と思ってしまったからです。
スケールメリットというのを感じなかったからです。


女性の評価が気になるところです。