[時事]プロ野球、ザンネン

ここ1カ月ほどプロ野球界をにぎわせていた横浜ベイスターズ売却問題ですが、結局売り手のTBSホールディングスと買い手の住生活グループの間で話が折り合わず、御和算となったようです。
http://www.asahi.com/sports/update/1027/TKY201010270196.html


これを住生活グループ知名度を上げるための予定調和と見る向きもあるようです。
ライブドアの2匹目のドジョウというやつでしょうか。


朝日新聞HPの掲載記事を読むと、11月1日までの合意を目指す中で、本拠地の変更が住生活グループ側からにわかに出されたという印象を受けますから、その可能性もないとは言えないでしょう。
ただ、TBSが売却後の球団所在地にまで言及することは踏み込みすぎだと思います。
横浜市、あるいは神奈川県とどのような取り決めをしているかは知りませんが、売却してしまえば後は住生活グループ自治体の話し合いになるのが本筋で、それ以外のところで何か問題があったのかもしれません。


それよりも興味を引いたのが、住生活の株価の動きです。
「27日午前の取引では最大で前日終値比74円高の1605円の株価を付けた」
ということです。



残念ながら横浜ベイスターズは、企業活動にとって懸念材料以外の何物でもないと、市場は見ているということです。
これが巨人やソフトバンクなどの人気球団だったら話が違っていたでしょうか?
あるいはプロ野球は、すでにザンネンなもの、に成り下がっているのでしょうか?