[その他]言葉の重み

言葉はただの文字ではないので、誰にでも言えそうなものでも、誰が言ったかでずいぶんと受け止め方が変わります。


芸術は爆発だ


「結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
今考えると、あのとき食べておけばよかった」


「あんたバカ?」


発言者の生き様まで加味した上での言葉こそ、名言の資格を持っているんだと思います。




さて昨日放送されたTV番組「ベストハウス」を最後の20分間だけ見ることができました。
なんの「1、2、3」だかは知りませんが、2007年に12歳で夭折した本田紘輝くんのドキュメントでした。


8歳で脳腫瘍がわかり、闘病生活に。
一途に愛するママのため、サインペンで美しい絵を描き続けます。
生きた証は今も各地の展示会で見ることができるようです。


子どもを持ってからというもの、この手の話題には涙腺が非常に弱く、恥ずかしながら最後は号泣しきりでした。
ドキュメントの内容は、ぼくの力では表現できませんので、最後を締めくくった紘輝くんのママが展覧会オープン時に述べた言葉を、うろ覚えながら書き残したいと思います。



「紘輝が生きたいと望んだ明日は
 私たちの今日です」


2年遅れながら、心からご冥福をお祈りしたいと思います。




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