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将棋の王位戦、深浦王位が木村八段を３連敗４連勝で下し３連覇を決めました。
３連敗４連勝は前例が１つしかないため（前期竜王戦・渡辺竜王対羽生名人）、個人的には深浦不利を予想していましたが、なんとなんと。
久保八段が佐藤九段から棋王位を奪取し、世代交代か、と思わせながら、王座戦で羽生４冠が山崎七段をストレートでほふるなど、羽生世代の強さは健在のようです。
こうなるといつ羽生世代の次の世代が台頭するのかが注目です。
３０歳台前半の棋士より、むしろ佐藤天五段とか稲葉四段とか、２０歳台前半の俊英の方が可能性があるのではないかとさえ思えてきました。
さて、女流棋戦では師弟対決・女流王位戦が始まり、石橋女流王位が清水２冠に先勝しました。
このタイトルは棋士会に所属しない女流棋士の団体・LPSAが唯一保持しているものですから、心情的には石橋女流王位寄りです。
１０月には竜王戦も始まります。
こちらは将棋連盟のホームページにも「永世竜王対永世名人、初の対決」と銘打っており、これも楽しみ。
年末に掛けて、タイトルの行方が熱くなりそうです。
