[時事]他人事と書いて「ひとごと」と読みます

ちょっと意味が違うかも知れませんが、今の自民党を見ると、「人のふんどしで相撲を取る」という言葉を思い出します。
どうやら衆院の解散は、補正予算の関連法案をすべて通した後の8月上旬になるようです。
「海賊対処法案」の成立なんて、今の内閣で成立させなければならないものでしょうか?
http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY200905300167.html


前にも書きましたが、今、自公で衆院議席が3分の2を超えているのは、小泉さんのおかげ。
その小泉さんは「郵政民営化」を旗印として前の総選挙を戦い、それを支持した国民がそれだけいたという話です。
内閣支持率を見ても、安倍、福田、麻生各首相の政権運営に、国民が「YES」と言ったことはないのです。


なのに、議席数に物を言わせ、どれだけの重要法案がまかり通ったことでしょう。
昨年の参院選で、自公が参議院過半数から転落したことで少しはマシになったのでしょうが、それでも予算審議は衆院の優位性を生かしてスカスカ通しくさっています。
一体何の裏付けがあって、年収以上の借金をしくさってくれているのでしょうか?
使えるだけマンパワーを使って、後のツケは誰が支払うと思っているんでしょう。



何度でも言います、個人的な見解ですが、次の衆院選で与党が勝つようなことがあってはいけません。
ぼくの収入は国会議員先生の何分の一かなのに、子どもやまだ見ぬ孫たちに「国には一人あたりこれだけの借金があるんだよ」なんて、恥ずかしくて言えませんから。