「映画」ぼ、ぼ、ぼくらはテレビ探偵団

[映画]K−20 怪人二十面相・伝
ブログが滞ると、コメントやTBにエロ系が増えるんですね。
反省。


あらすじを簡単に
第二次世界大戦がなかった架空都市「帝都」。
華族ら富裕層のみを狙い、鮮やかな手口で美術品を盗み出す「怪人二十面相」が巷を賑わせていた。
1949年のある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉の元に、名探偵・明智小五郎と羽柴財閥の令嬢・葉子の結婚式の写真をスクープしてほしいという依頼が舞い込む。
軽業師にとって、至極簡単な仕事のように思えたが、式の最中に爆弾が爆発。
身を潜めていた平吉は怪人二十面相に間違われてしまう。
サーカスは迫害され、解散状態に。
平吉は本物の二十面相を見つけ出すことで、自身の無実をはらすことを決意する。



女性監督って、もう全然珍しくなくなったんですね。
この映画、佐藤嗣麻子という女性監督だからでしょうか、非常にファンタジーに飛んだ現実的ではない作品になっていて、悪く言えば「なんだこりゃ」と思わせられました。


とはいえ、平吉が二十面相になりきるため、泥棒の虎の巻を読んで訓練を積むあたりで、この映画を「笑えるパロディー」と認識しさえすれば、後は楽しめます。
ここが分岐点で、そう思えないと最後まで見るのが大変きつい映画です。


物語の結末は想像の域を超える物ではありません。
ストーリーを推理するのではなく、金城武仲村トオルのアクションシーンを見る映画です。


年始に「HERO」をドラマから映画まで一気に見たせいでしょうが、松たか子がかわいくてかわいくて、画面に出ているだけで顔がほころんでしまいました。
確か30歳を超えていたはずですが、このまま行けば吉永小百合にもなれるでしょう。


しかし「Sweet Rain 死神の精度」を見てもそうでしたが、金城武は日本語の演技が下手すぎます。
セリフが言えていません。
遠藤平吉に彼を起用した理由は何だったのでしょう?
日テレのせいでしょうか?



金額で評価するなら(標準 ¥1500)



¥1350



ですか。
エンターテインメント大作のくせに、好みかはっきり分かれるのではないでしょうか?




公式サイト
http://www.k-20.jp/