[映画]アフタースクール

大泉洋佐々木蔵之介堺雅人
個人的に3大スター共演、競演、饗宴ですね。


あらすじを簡単に
夏休みのある日、母校で働く中学教師・神野の元を同級生だったという探偵・島崎が訪ねてくる。
出産した妻を残し、姿をくらました同じく同級生で親友の木村の行方を捜しているという。
島崎が持っていた写真には、別の女と木村が親しげに写っていた。
木村はどこに、写真の女は誰、誰が木村を捜しているの??
強引な島崎に引きずられ、神野は木村探しを手伝うハメになってしまった。



コン・ゲームの一種でしょう。
タイプで言えば髭親父の顔を逆さにすると、別の人間の顔になってしまうヤツです。
正面からの顔が破綻なく描けているため、逆さの顔とのギャップが楽しめます。
展開の分岐点もしっかりしているし、なかなか面白かったと思います。


ただ、コンゲームと言えばやっぱり「ユージアル・サスペクツ」と比較してしまいます。
あの大仕掛けな大言壮語の痛快感と比べると、やっぱり見劣りしてしまうでしょうか。
驚きよりも、「ああ、なるほど」とうなずく感じでした。


残念なのが狂言回し役に見える島崎の存在。
彼の結末だけものすごくあっけなく終わってしまいます。
演じる佐々木蔵之介が大好きなだけにがっかりしてしまいました。
常盤貴子は「20世紀少年」でもそうでしたが、やっぱり美しい。
田畑智子を、「私の青空」以来再評価してもいいと思います。



金額で評価すると (標準 ¥1500)



¥1600



でした。



DVDででもごらんになっては。



本当かどうかは分かりませんが、この映画は多分、最後のエレベーターのやりとりを撮りたいがためにつくった作品でしょう。
田畑と堺の会話に、胸がキュンとしてしまいました。


http://www.after-school.jp/index.html