[その他]天才の作品を凡人たちが映画化する罪

capeta、昴、め組の大吾
天才を描かせたら日本一のマンガ家・曽田正人の長編デビュー作「シャカリキ!」が映画化されるそうです。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/03/20/02.html


が、正直、これだけは止めてもらいたかった。


シャカリキ!」はマンガ喫茶でコンプリートした唯一のマンガです。
前にも書いたと思いますが、すごいマンガです。
市井に住む「天才」が才能を開花させる時は、「爆発」ではなく「浸透」なんだ、という、納得できる天才像を描いた作品。
浸透だけに、18巻を12巻にすることはできても、2時間程度で何が表現できるのか、はなはだ疑問です。


どうせ「ライラの羅針盤」のように、圧縮に失敗した出来損ないができるか、以下次回か、いずれかの作品ができあがるんでしょう。
主演がD−BOYS?
テレビとか生公演ならともかく、今日日の巷の女は出演俳優だけで映画を見に行くんでしょうか?


…とかケチつけながら、結局見に行くんだろうな、気になっちゃって。




シャカリキでググってたら、こんな募集も見つけました。
http://www.cyclestyle.net/news/detail/1688.html
募集対象は18〜30歳の男子で、
A:身長170〜185cmぐらいで中肉中背の方
B:身長170〜185cmぐらいでやせ型の方
C:身長160〜170cmぐらいで太めの方
だそうです。


なんか、ステレオタイプな映画ができそうだ…。