[映画]ラストキング・オブ・スコットランド

タイトルの意味ってどれくらいあるんだろう…


あらすじを簡単に
ボクシングのウガンダヘビー級チャンピオンとして名声を築き、軍人として数々の功績をあげた後、クーデターで政権を得た国民的ヒーロー・アミン元大統領。
1971年に政権を掌握してから8年間で30万人とも言われるウガンダ人を虐殺した人食い大統領とも呼ばれる彼の姿を、アドバイザーとして常に側にいたスコットランド人青年医師の視点で描き出す。


いや、なんか、久しぶりに映画を見た気になりました。
戦闘シーンやドロドロに血にまみれるシーンは余りありません。
心理的に追い詰められていく恐怖心が、俳優の技量でしょう、とてもよく描けていました。
特に脳天気な青年医師が非常にいい案配に複線になっていて、物語の前半と後半をうまくつないでくれます。


アミンが反体制派から命を狙われた時点をもって人食いに変貌したのか、あるいはそれ以前からずっとアミンだったのか、見る人にどちらにとってほしいのか、戸惑わせるようなつくりではありましたが、ま、些少のことです。
心の内面の揺れを描きながら、ダイナミックな作りに。
終盤にはサスペンスまで楽しめます。


金額評価は(標準を1500円として)


¥2000


です。


若きスコットランド人医師の脳天気ささえ気にならなければかなり楽しめる映画です。


http://movies.foxjapan.com/lastking/