[その他]封殺するな!!
きょうの毎日新聞にテレビドラマ「14才の母」のまとめ記事が載っていました。
「10代からは共感、親世代は不安に」というのが見出しです。
ちょっと内容を書くと、
親 「ドラマを見てその気になってしまうのでは」
「安易に性交渉をしてもいいといっているのに思えてならない」
10代「愛の証を壊す事なんて簡単にできない」
では個人的な意見です(いつもの)。
親世代へ
ぼくも2人の子どもを持つ親で、上のは娘です。
でも、ドラマを見ただけで、性交渉が助長されることはないと考えています。
それより、簡単無料でポルノサイトに接続できるインターネットに触れられる環境を与えることの方が、よぽど悪影響です。
そんな環境から子どもを隔離できますか?
不可能ですよね。
10代へ
愛の証が大切であることはぼくもよく知っています。
でもね。
あたなとパートナーだけ以外の誰か(例えば両親とか)に依存することでしか成立しない育児環境であるのだとしたら、それはぼくには認められません。
経済的、精神的に、育児する環境は整えられていますか。
そうでなければきっと、子どもが不幸になるし、育てる親も不幸でしょう。
結局、14才の親はあることだと思わなくてはいけません。
実際に、この世の中には、14才の親が存在しているのです。
それを「封じてしまう」ことはもうできないのです。
知恵が無くても、与えてくれる情報ツールに、現代は事欠きません。
結局一番共感できる意見は、20代から寄せられた
「学校や家庭で学ぶべきこと、性教育をしないで置いて責任だけ取らせようと、批判だけする大人に責任があるのでは」
というものです。
議論しましょう。
そうしないことには前に進めないことも、たくさん出てきたのです。
たとえそれが、言いにくいことであったとしても、14才は結構大人ですよ。
少なくとも14才のぼくは、自分を大人だと思っていましたもの。