[時事]やらせの線引き

木村剛さんのブログ(http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/)を見ていると、11月2日の書き込みに興味深い提言がありました。
曰く「財務官僚の退職金を国債で支払え」。
背景には、ある場所で財務官僚が「国債なんか絶対に買わない(危なくて)」という発言をしたということがあるそうです。
もちろんぼくも大賛成。
できれば地方公共団体すべての職員の退職金とボーナスを地方債で支払ってほしい。
これならきっと、「赤字は当時の首長の指導が悪かったせい」とか、責任を放棄して、預かった税金をバンバン無駄に使う、なんてことは減るのではないでしょうか。


タウンミーティングがひとまず中止になったようですね。
「やらせ」?
質問依頼があった?
なら「国会」はどうなんじゃい!!!


ま、行政と立法府が同じ団体である国会ですから。
質問を「やらせ」という人は少ないでしょうがね。


「やらせ」と「やらせじゃない」って線引きが難しいですよね。
芸能人がスキャンダル後初めて公の場に出るとき。
質問を打ち切って逃げる芸能人、追うリポーター。
やらせじゃないけど、いわゆる予定調和。
ああ、そうなるんだろうな、と。


団体の作品展。
次は年齢的にも師匠的にも多分大賞はあの人…、ああやっぱり。
やらせじゃないけど予定調和。


いくら、いじめられていた事実が分かっても、自殺原因はいじめじゃない教育の現場。
責任をなすりつけあうライブドア元幹部たち。
結局出てこない徳川埋蔵金


ぜっ、絶望した!!!


しかし、タウンミーティングの「やらせ」は、根本が会議自体を「やらされている」という意識が省内にあったんでしょうな。
トップを小馬鹿にしているからこういうことが起こる。
そらそうですよ、官僚の皆さんは政治家たちより賢いんですもんね。


これだけ自殺者が出ているのに、「愛国心」だとか「公共の精神」だとか、薄ら寒いことしか書いていない法律を通しちゃうような国ですから、仕方がないのかもしれません。
ただし、ぼくの2人の子どもたちに、この薄ら寒い法律が適用されるのかと思うと、腹が立って仕方ありません。


国が安泰な状況下では、人は政治に目が向きにくいといいます。
なら、そろそろ何らかの新しい動きが選挙結果で示されてもいいのですけどね。