[マンガ]「トンネル抜けたらスカイブルー」 しげの秀一

しげの秀一といえば「頭文字D(通称・イニD)」でおなじみですね。
バリバリ伝説(通称・バリ伝)」のころからスピード感あふれるマンガを描かせたら天下一でした。
それは陸上マンガ「DOPPI−KAN」にも通じるところがありました。


上の3作品のキーワードであるスピードを支えているのがラブストーリーです。
注入割合に差こそあれ、高校生くらい少年たちの淡い恋愛模様がストーリーを盛り上げています。
そのしげの作品からスピードを除いた「青春ラブストーリー」を描いたのが「トンネル−」です。
単行本1冊だけだったのですが(単行本にナンバーを振っていましたから、ひょっとしたら編集者サイドでは続けるつもりだったのかもしれませんが)、こいつは名作です。
今回あらすじは省略しますが、「あの頃の切なさ」にあふれています。
しげの作品が好きな人にも、そうでない人にもおすすめです。


ヒロインがかわいいんだ、これがまた。


価格評価で行くと(単行本の標準500円)


¥700


です。