[マンガ]「神童」 さそうあきら クラシック好きのマンガたち1

きょうはマンガを紹介します。
ぼくのマンガ歴は「キャプテン翼」に始まり、「八神君の家庭の事情」、「マスター・キートン」を経て、「稲中」から「め組の大吾」、「BECK」に至ります。
結構雑食で、何でも読んでるのがお分かりになるでしょう。
30になった今では、面白いと思える作品が減りましたが、それでも1雑誌2、3作品は呼んでます。
一番読めるのは間違いなく「月刊少年マガジン」ですね。


さてBECKの紹介をする前に、ルーツを探る、というわけでもないのですが、音楽マンガ3作品の紹介です。
1つ目はさそうあきら「神童」です。
もう10年近く前の作品でしょうか。
物語は、ピアノの天才「うた」という少女が主人公で、1人の音大生の男と出会い、成長を遂げるというものです。
タイトルもモーツァルトを連想させて嬉しくなれたのですが、さそう独特の無機質なまでの人物が、作品の世界を少しリアルから離してくれています。
だからこそ、泥臭いストーリーを純粋に楽しめました。
音を表現できない絵の世界が、音楽を描写できることを教えてくれた初めての作品。
ぼくの中ではパイオニアです。


当時4巻完結でした。
読んで損のないマンガです。


次回は「ピアノの森」を紹介します。