[時事]批判する側から批判される側への転身

長崎市長射殺:娘婿の横尾氏が出馬表明
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070418k0000e010094000c.html


横尾誠氏も内心忸怩たる物があるでしょうね、複雑な心境を述べていましたから。
もちろん自身の色気もあったのでしょうが、周囲に担がれたというのが本当のところでしょう。
結局「血の継承」で結束力を高めようという戦法、はっきり言って最悪ですね。


古くは大平正芳の娘婿・森田一、最近では小渕恵三の娘・優子。
どちらも「とむらい選挙」では大勝できましたが、結局2人は個人に比肩できる業績を残したでしょうか?
小渕優子はまだまだ先があるとしても、どれだけ政治手腕を買われての出馬だったのでしょうか?


「票の受け皿」としての役割しか期待されていないからこんなことになる。
政策の準備期間もないし、ブレーンもいない。
結局大胆な市政を推進することなんてできやしない。
支援者のご用聞きで終わること請け合いです。


補充候補という制度を止めたらどうでしょう?
入念に選挙準備を進めてきた他の候補者に失礼に当たります。
選挙民だって選択肢がゼロではないのですから。


本来こういうことを言っていかなければならないマスコミの政治記者が出馬するのですから、これぞTHE本末転倒!