[映画]ホリデイ

最近映画のことばかり書き込んでいる気がしてきました。


あらすじを簡単に
ロサンジェルスに住む映画予告編製作会社の経営者・アマンダ。
英ロンドン郊外に住む新聞記者・アイリス。
2人は時同じころ、恋人の手ひどい裏切りで失恋してしまう。
偶然見つけた「家交換サイト」で出会った2人は、2週間のクリスマス休暇を互いの家で過ごすことを決意。
そこで運命的な出会いに遭遇する。


いいですね、この文学性のかけらもないストーリー。
はっきり言って安心感と安定感バリバリです。
ロマンティックコメディーはハッピーエンドが相場ですから、俳優の顔だけをじっくり見つめていればいいわけです。
いきなりセックスに発展してしまうのも「旅の恥は掻き捨て」の日本事情にも通じていますしね。


物語はアマンダ(キャメロン・ディアス)とアイリス(ケイト・ウィンスレット)の出会い、そして恋愛模様が交錯しながらひとつの花に結実していくわけです。
いきなりジュード・ロウと出会うアマンダと、かつて名をはせた脚本家を介してジャック・ブラックに引かれていくアイリス、恋愛が頭からやってくるか最後になるか、ちゃんと緩急をつけた脚本になっているためダレずに最後まで見られます。


問題は俳優。
ケイト・ウィンスレットは30代半ばのくたびれた記者という役どころでいい味を出しています。
濡れ場もないしね。


キャメロン・ディアス
あれ、彼女、こんな不細工だったっけ?


「マスク」のキャメロンは?
「普通じゃない」のキャメロンは?
メリーに首ったけ」のキャメロンは?
ソフトバンクのCMでももっといい感じの女に見えましたけど。
全然セレブじゃないし、なんかジュード・ロウの引き立て役みたいなの…


相対的に濡れ場がない方のヒーロー・ジャック・ブラックは性急な恋愛に向かない感じがよくて、こういう人はハートで女性をキャッチするんだという説得力に満ちていました。
もちろんジャックと恋愛できるかどうかは見ている女性のハート次第でしょうが。
ぼくなんか、「ナチョ・リブレ」のコスチュームが浮かんできて、どうにもケイトを落とせる筋書きに納得がいきませんでしたが。


金額評価をすると(標準1500円として)


¥1200


でしょうか。
何も映画館じゃなくてもいいんじゃないの、という感じです。
デートにはお勧めですが。