[その他]観劇「法王庁の避妊法」

地元の劇団が自転車キンクリーツカンパニーの舞台「法王庁の避妊法」をリメイクしていたので観劇してきました。


あらすじってのも何ですが、
大正時代、産婦人科荻野久作が「オギノ式」を確立するまでの製作秘話です。


ま、アマチュア劇団なので俳優さんにプロのレベルを求めるのは刻でしょう。
こはちゃんとセリフが言えれば笑えるところ、というとこで、かんじゃったのが1、2回ありました。
それでもすじがちゃんと追えたので合格点です。


なによりストーリーがうまい!
避妊具が一般的な現代、多産に悩む女性よりも、不妊に悩む女性の方が多いのでしょうが、共感できる部分が多々あります。
物語はハッピーエンドなんですが、泣いている女性も多々見かけました。
無理にギャグを入れるのではなく、ストーリーに笑いを乗せているところなんてなかなかのもんでした。


地方には劇団が多々ありますが、無理にオリジナルをやるよりも、コピーを自分たち一流の味付けでリメイクする方が、地方在住の演劇ファンにとってもいいことなんじゃないだろうか。
そう感じる公演でした。