[映画]映画「GOAL!」

久しぶりに試写会に行って来ました。
ベッカムジダンもラウール・ゴンザレスも出演しているサッカー映画です。


あらすじを簡単に
メキシコからアメリカに一家で不法入国したサンティアゴにはフットボールの才能があった。
草試合に出場しているところを元スタープレイヤーに見出された彼は、イングランドに渡り、プレミアリーグの古豪・ニューカッスルでプロとしての階段を駆け上る。


ま、こんな陳腐なストーリー、逆に新鮮で、びっくりしました。
失敗、成功、失敗、成功、失敗、そして成功でフィナーレ。
登場人物もみんないい人の範囲内で、なんだか予想を裏切る展開が一つもありません。
残り4戦全勝ならチャンピョンズリーグ出場なんて状況は、どんな星計算なのか説明してほしい物です。
終戦リバプール戦が大きくクローズアップされていましたが、途中で「あの」チェルシーを破っていました(ランパードがちょっと見えた)。
こっちに勝つ方がすごいだろう!
脚本家に会えたなら、タコ殴りしてしまいそうです。


主人公もぱっと見た感じ20歳以下ではないようです。
フィレンツェのトニのように晩成型の選手もいるでしょうが、普通20過ぎてアマチュアリーグでプレイしている選手が、いきなりプレミアのトライアウトを受けられるものでしょうか?
万一受けられたとしても、最初の失敗で完全にアウトでしょう。


レアル・マドリーの面々も、チラシの名前が大きい割には完全にカメオでした。
終戦の相手、リバプールはジェラードとかクラウチ(だと思われるが確認してません)とかいて、ジェラードが点を取ったりと活躍をしていましたので、ちょっとうれしかったのですが。
バロスがまだ赤いユニフォームを着ていて笑ってしまいました。


ただ、ニューカッスルの芝を上空からとらえた映像を見たときには、不覚にも感動してしまいました。


FIFA公認サッカー3部作の第一弾のようで後にはまだ2つもの作品が控えています。
ただ、同レベルであるのなら見るに値しません。
頼むから原作は野沢尚の「龍時」を使ってください。


評価額は(標準1500円)


20円


です。
シアラー最後の雄志を目に焼き付けましょう。