[映画]グエムル 漢江の怪物

さらに映画を。
ジュラシック・パークも得意でないぼくですから、苦手なジャンルではありますが、映画前の予告を見てとても惹かれた作品です。
金をかけてそうでも、「ハリウッド映画ではない」という一点で興味があります。


あらすじを簡単に
漢江に突然現れた怪物に娘をさらわれたのろまな父親。
怪物からウイルスをうつされた危険性を指摘され、病院で隔離されている時、娘から「助けて」と携帯電話が入る。
売店店主の祖父と元活動家の弟、アーチェリーのオリンピック銅メダリストの妹とともに救出に向かうのだが…。


今年見た中ではベストの作品でした。
単純に手に汗握るパニックムービーではなく、とても丁寧に作り込んだという印象を受けました。
A級B級C級映画のいいとこどりという感じで、そのくだらなさも含めて面白かった!!


もともとこういった感覚は、大味になりがちなハリウッド映画(「トゥルーライズ」とかね)よりも、日本映画に近い物があると思います。
はがゆさ、もどかしさ、力のなさ、すべてに親近感を覚えます。


ただ日本にありがちなオールハッピーエンドではないところが韓流でしょうか。
いろいろな意味で、「間に合っていたはずなのに…」という言葉が最後に残りました。


金額で評価すると、標準を1500円として


¥1850


です。
久しぶりに映画館で見て良かったと思いました。


それにしても、館内がスカスカだったためですが、両隣に人がいなくて良かった。


ちなみにzakzakで主演俳優ソン・ガンホのインタビューがありました。
興味のある方はどうぞ。
http://www.zakzak.co.jp/people/people.html